メルカリでは専ら売りの専門の私。特にファッションアイテム=レディースの古着。断捨離を主な目的として、 メルカリで服を売る のだが、新品未使用だけでなく、使用感と傷や汚れがあるものでも売れる。
もちろん売れないものもあるんだけど・・・。今までの微々たる経験から売れる売れないの判別をしてみた。
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ブランド別 売れやすい 売れにくい:
日本人のだれもが知っているネームブランド。バーバリー、プラダ、グッチ、マックスマーラなど。
年齢層が若いと言われているメルカリだけれど、正直、昭和世代の誰もが知っているようなブランドの方が安定して売れる。
状態が良くなくても売れる。
別に昭和ブランドに限定するわけではなく、ここ20年くらいで名の知れたブランドよりも、すでにバブルの時代に有名だったブランド。洋服に興味がない広い年齢層にブランドと思われている名前は検索されやすい。
次に安物&若者トレンド向けファストファッションが売れやすい。Zaraなど。
その他のインポートブランドは検索される率も低い。ニッチなニーズを狙っていくため、売れなければ写真をちょっと変えたりキーワードを変えたりしつつ再出品がオススメ。
そもそもニッチなブランドを知っているようなファッションに関心がある人は余りメルカリを使わない。欲しい時に欲しいアイテムを新品購入する。
一般ファッションに平均的な興味しかない層にアピールするためには、似た印象のアイテムを売っている昭和なビッグネームブランドを検索用に入れておくと、売れる確率はあがる。(羅列は良くないと言っても検索されないと売れないから。)
アイテム別 売れる売れない
動きの早いアイテム:
ワンピース
メルカリはあっても無くてもどちらでも良いアイテムが買える・売れるところ。
ワンピースは普段、お出かけ、オフィスなど活用シチュエーションも多岐にわたるので売れやすい。
また、実際に持ってみると活用回数がセパレートと比べると少ない傾向にあり、美品な状態で売り出されることも良く売れる原因かと。
動きの遅いアイテム:
スーツ
メルカリが主婦市場であることを痛感させられる一品。主婦はスーツを生涯数えるほどしか着ない。入学式など特別なイベントで着るのみなので需要は少なく、かつ着て要らなくなった状態の良いスーツを売る側にも回るので、スーツの過剰供給状態になっている。
オフィスワークの女性だってスーツは就活に着た切りだろうし・・・。女性は仕事で上下そろったスーツをあまり着ない。
ジャケット
ジャケットもスーツと同様。ジャケットを頻繁に必要とする女性は少ない。人事や営業で社外の人に常に会うような仕事以外なら、ジャケットなどリクルートスタイルで1,2着あれば十分だ。
メルカリ人口の多くは、そんなにバリバリ仕事をしている女性ではないだろう。主婦や事務のOL。ジャケットの出番は少ない。
登場するシチュエーションもあまりバリエーション豊かではない。そして、日本の気候からして実用的にアウターとして使用できるシーズンがほとんどない。Tシャツからコート、コートからカーディガンのように、季節の中間にジャケットが入ってちょうど良くなるような時期が短いか無いか
ジャケットは新品購入時とメルカリ出品時の価格落差が激しい。店舗販売価格で言うとワンピースなどは高いと言っても、ジャケットで高い分類と比較すると総じて安い。しかも、コンパクトに折りたたみが出来ないため、送料も高くなる可能性が高い。フリマ出品的コスパでいうと、ジャケットやスーツはコスパが悪い。
もともと高いものなのに、メルカリで出品するとなると、相当着地点を落としていかないといけないジャケット。
だけど、アウター全ての出品コスパが悪いわけではない。中古品でも新品で買った時より高く売れるジャンルもある。
例外アイテム モンクレール
中古なのに新品並みの価格で売れてしまうのがモンクレールのダウンジャケット。
2シーズンくらい(2年)してからメルカリで出品されているものを見ると、海外の正規ブティックでの販売価格を日本円換算したものよりも高く売れられている。それだけ日本の正規価格が高いという事実もあるのだろう。モデルによっては国内定価が海外定価の2倍していたりする。
特に、日本人の大好きなフリフリデザインやHermineといった古くから定番となっているものは人気で、小さいサイズが売り切れやすいためか、高値で取引されるようだ。
そう考えると、モンクレールのダウンを新品で購入するのは、全然高くない気がする。普通は、高級ネームブランドのアウターを何十万だして購入したところで、中古出品でも新古品出品でも値段は半分以下、1/10以下になったりする。
それに対して、もともと10万以下から買えるモンクレール。美品なら購入時と差異の少ない価格で、それなりに使用感のあるものでも、数万で売れるだろう。
もっとも、高級ネームブランドでお買い物されるような方々はメルカリなんてフリマで売って小銭を稼ごうなんて頭にないはずだけど・・・。
セドリ的な意味ならモンクレールの子供服
メルカリなどフリマで売って儲ける前提なら、子供サイズの一番大きいのを買って定価より高く売るのがマージン商売で一番美味しい。男性でも女性でもこれは共通。子供服は安い。そして日本人の華奢な体型なら大人でも十分入る。
デザイン的には子供用を大人が着ると、シルエットの平坦さも強調されて、「ダウンなのにスタイリッシュ」というモンクレールの魅力も半減だが、「モンクレールって印の正規ダウンだったらいい」と思っている人口が多いアジアならではのニーズ。モンクレールの子供服を大人売りつける市場。
そしてダウンは、梱包も結構簡単。出来るだけ圧縮した上で袋に入れるか、段ボールに入ってしまえばいい。圧縮で意外と小さくなるので、ウールで装飾のついたロングコートよりずっとコンパクト。
メルカリで服を売る とき売れやすくするポイント
着画
めんどくさいが、これが一枚目にあって、見栄えが良ければクリック率が上がる。
まず見てもらわない事には買ってもらえないため、見たくなっちゃう着画は効果的。ただし、服が魅力的に見えるならという条件付きで。
自撮りでスマホも映り込んでいるのを一枚目に持ってこられるとテンションがさがる。あくまで、オンラインカタログから選ぶように、着用モデルとしての雰囲気がでている写真であることが望ましい。
着画は中古感が増して感じるという人もいるので、トルソーなどに着せたり、もともと広告でモデルが着ているような画像があれば一番良いと思うけれど。
値段を上げる
捨てるよりもお得なギリギリかなと思う低い価格で出品すると、有名高級ブランドや貴金属なら速攻売れるか、さもなくば沢山の乞食さんが沸く。
「いくらまで下がりますか?」
と言わんばかりの。
「即購入を検討しています。○○円になりますか」
即購入の意味を履き違えている乞食であふれて、まともな購入意思のある人は現れなくなる。
なので、価格はギリギリかなと思う値段よりも500円~1000円くらい高くしておく。または、そういう乞食が沸いてきたら、500円~1000円上げて再出品。そうすると不思議なことに、何も言わずに購入されることが頻繁にある。
まとめ
当然、みなが検索するようなブランドやアイテムならレディースの古着でも良く売れる。
メルカリは、他のフリマアプリと断然利用人口が多いので、どんなものタイミングさえ合えば売れてしまう。そんな中でも、女性なら買ったけどもういらないが頻発しそうな服は出品数も多いだけあって、なかなか検索されて目に留まらない確率も高い。
そんな中では、上記のようなアイテムやブランドのチョイスだけでなく、キーワードと写真のチョイスなんかも売れる売れないのポイントになって来る。
最近は、個人的な感想としてフリルのほうが高値のものがスンナリ売れて来ているんだけど・・・・。