突然の吐き気と下痢で始まったノロウイルス。その後の高熱が去った後も、しぶとく胃痛、吐き気、下痢が停滞して2週間。結果、私は ノロウィルスで痩せた 。
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ノロウイルスの影響が長く続いた理由
どうやら病院で処方された薬類:下痢止め、吐き止めが体の調子を余計に悪くしたよう。
とにかく食欲が沸かない、消化できない、水下痢が治らない状態を改善するために薬を飲むと、これらの症状が波のようにやってくる。栄養が摂取できないのに、出ていくのがとまらない。そりゃ痩せるわ。
薬飲むと、お腹の調子が余計悪い気がする・・・そう思って薬を辞めて丸一日たつと、症状は改善されていった。薬を飲むと、結局ノロウイルスが体に停滞するのを助けてしまうようだ。
ただ、ノロウイルスの症状から回復するまでの間の2週間で、びっくりするほど痩せてしまった。
ノロウイルスでどれくらい痩せるのか
全然消化できなかったので、ずいぶん痩せましたよ。さて、どれくらい痩せるのか見てみましょう。
2週間で9号から7号サイズへ
どれぐらい痩せたかというと、身長169㎝の私が拒食症と間違えられた45㎏時代に履いていたマークジェイコブスのパンツスーツが履けるようになったくらいだ。
日本で言うと小さめな作りの7号サイズ程度。ウエスト60センチのボトムスが軒並みスッキリ着られるようになった。ということは、腰や脚がかなり細くなったのだ。
しかし当然ながら下半身だけでなく、上半身も。ブラジャーもブカブカだ・・・・。痩せても全然うれしくない・・・。
そもそも、年食ってから痩せたら老けるだけだ。不健康さが増すだけだ。
ノロウイルス感染中の食事内容
その2週間の辛いノロウイルスの症状が出ていた時に私が食べていた食事内容と言えば、かなりあっさりしたものばかりだ。
肉を見ると気持ちが悪くなる、というか脂っこいものを見ると気持ち悪くなる。乳脂肪が多いものもダメで、基本的に味が薄くて、脂肪分の少ないようなもの(ただの白米)や、酢の物を食べていた。
3食は食べる。でも、一回の量も少ない。食欲は出ても、いざ食べると胃が重苦しく痛い。
そんな状況で、消化できなそうなものを自然にさけたため、間食もしない。症状を悪化させたくないからしたいと思わない。
エネルギー切れにならないように、そして脱水症状を避けるために、糖分入りのジュースは飲んでいたが…それでも座っているのがやっとなくらい常にエネルギー不足。
病気で痩せたら すぐ体重は戻るのか
病気で痩せるのは、確実にダイエットの方法としてはダメなやつだろう。
だけど、水下痢や胃痛という病気要素を除いて考えても、食事内容を変えるだけで短期でも長期的に効果の続く痩せ方はできるという事なんだろうなと思う。
内容は薄味で、淡白に。そして3食を腹7分くらいにして間食をしなければ、体は着実に細くなる。
事実、ノロウイルスから回復しても体重リバウンドなどは特にない。胃が小さくなっているため、一回に食べられる量が多くは無いからだろう。
と思ったものの、今、ノロウイルスの脅威が過ぎ去って完全に食欲が復帰してもいまだ、体型が戻って来た感は無い。
ノロウィルスで痩せた 結果
結論。ノロウイルスで痩せたら、なかなか元の体形には戻らない。
病気で痩せるので、まったくもって理想の体型があったとしても、それとは程遠い痩せ方をするかもしれない。顔が痩せ、胸も痩せたり。
ただ、洋服はスタイリッシュに着こなせる。
こうやってノロウイルスで痩せて見て思う。若いころ、洋服が似合うようになりたいというモチベーションでダイエットができた自分はもう居ない。
モデルサイズの服が着こなせるようになっても、全然うれしくない。スタイルが良い自分へのあこがれもない。
私が喜びを感じるもの、欲しいもの、それは毎日好きな食べ物を、おいしい食べ物を自由に味わってかみしめる生活なのだ。