ここ最近、立て続けTinderについてブログ記事を書いたけれど、そんなTinderに関連した事件が米国で起こった模様。
ロージー・オドネルは米国のコメディアン、女優、トークショーホスト。代表的な出演作に「プリティ・リーグ」、「めぐり逢えたら」、「フリント・ストーン」など。
そのロージー・オドネルの娘、チェルシー(17歳)は精神疾患があるらしいが、薬を飲まず、今月11日より行方不明となっていた。17日にロージー自身がネットで詳細を公開した所、18日に無事チェルシーは保護される。
チェルシーが発見されたのは、ニュージャージーにある25歳のヘロイン・ディーラーSteve Sheererの自宅。二人はTinderで最近知り合った模様とのこと。
この事件に対して、Tinder側も反論。
「アプリは安全性が高い設計で、13-17歳のユーザーは同年代のユーザーとしか接触できないように設定されている。適正年齢層外のユーザーと接触する目的で、年齢を偽っているのを発見した場合、即座にプロフィールを削除している。」
しかしながら、今回の事件だけでなく、ここのところ米国ではTinderに関してネガティブな評判が増加傾向にあるらしい。
物理的にTinderでの出会いが危険であるという側面と、そして余りにも簡単にhook-up=ヤレる相手を見つけられるだけのアプリとして使用される事で出会いの文化レベルを低下させているという面がある。
Tinder自体も、女性Co-founderがセクハラで訴訟を起こしたり(その女性社員をフッカーと呼んだらしい・・・)と色々問題があるようだ。まぁ、元々、女の子のパンツの中に潜り込むことしか考えていないパーティ野郎が作った会社である。
Tinderだけでなく、お手軽にネットで知り合って出会うときは、相手が偽りの情報をプロフィールにしている可能性が高くなる。それは、年齢や名前といった身分詐称かもしれないし、アプリ使用の意図や、相手に求める事など「本音と建前」という嘘かも知れない。
どちらにせよ、会ってから相手の本質を見定める必要があるので、初対面で自宅などプライベートスペースに向かうのは避けるのがベストだろう。もっとも、こういった事件は、危険なことがわかった上で、会いに行っているのだろうけど・・・。