仕事で絡む人間とのやりとりに重大な問題が生じた時――パワハラ、セクハラ、仕事がとにかく出来ないetc.――。問題の本人と話して解決なんて滅多にないので、会社員だとその上司や人事に相談というステップを踏むことが多いのではないかとおもう。もちろん、その上司が何も問題がなかったことにするために、もみ消す&泣き寝入りとなり、上司に相談がうまくいかない場合もある。
主治医が信用できない ――病院の場合は、誰に相談できるだろうか。
私の主治医の話は毎回、良く分からない。どころか、困惑が増す。根本的な情報伝達能力の欠如に加え、疑われるは判断能力の無さ。
やり取りの度に不安、不満、疲弊、腹も立ち、ストレスがたまる。
この状態を解消するために、上司である部長の話が聞きたいと願い申し出たが、部長が話すのは主治医が必要と判断した場合のみで、患者が要請した場合は対応しない。それが病院側の回答。
病院を変えるにしても、病理の最終結果を待ち、またその結果を主治医から聞き、その主治医に転院の紹介状プレパラートの準備などをネゴるという魔のプロセスが私を待っている。
とにかく同僚の医師を捕まえて訊こう
円錐切除後の日曜日。悩み悩んだ末、同院の別の医師を訪ねた。もちろん、全く知らない相手のところに押しかけた訳ではない。私は知らないのだが、飼い犬同士が顔見知り・・・🐕コミュニティからの知り合いだった。ということで、この先生を🐕先生としよう。
組織診断の結果を手に、今までの経緯をこんな風に簡単に説明。
- 健康診断で子宮頸がん軽度異形成→市民病院を紹介される 6月上旬
- 担当が鈴木医師でコルポスコピー&パンチ生検。結果は上皮内腺がん 6月27日告知
- 告知の場で「腺がんは厄介、早く円錐を!」言われ円錐切除を7月10日にブッキング
- 円錐切除の直後「ひどかった。病巣が大きい。取った上の方にも上皮内腺がんはあったから、最低でも子宮摘出」鈴木医師に言われる
- 数日後に鈴木医師から電話で「腺ガン見つからなかった」
- どれが事実?←今ここ
現場の評判を聞いて判明した問題の本質 = 医師の独断主義
「円錐切除術の後、まだ病理にも出していない状態で、鈴木先生は『病巣が大きい、上皮内腺がんが上のほうにあった、子宮摘出+αがある』と話しに来て、しかもこの診断が間違っていたわけなんですが、この一連の言動って本当にチームでシェアされた上で方針として行った、またはこういった発言をしたことをシェアしているんでしょうか。勝手にやってるような気がするんですけど。」
「あぁ・・・(鈴木医師は)独断的だから・・・。(婦人科部長は)多分知らないんじゃないかな。こういったシビアなケースは、うちの病院じゃなくて、がんセンターとか東京の病院のほうが――」
『まさかあの先生が』というような反応ではなく。あの医師なら仕方ない、という反応をしながらの回答。やっぱりそうなんだ・・・。
産婦人科は成り手不足なんだろうけど、そういう医師は、診察前に注意喚起が欲しい。「独断的な発言をする傾向にあります。何かありましたら速やかに別の医師にチェンジ」とプリントアウトして初診時に渡すor別の医師がモニタリングするなど対策をしないと。担当する医師によって患者は体を張って人生を左右されるレベルの迷惑をこうむる。(平塚市民病院の院長か婦人科の笠井部長に誰か通告してくれ。)
私「あと、上皮内腺がんと言われたのに、円錐したら腺系の異常がなかったって言われたんです。腺がんだから早く円錐って言われたのに・・・」
「今来てる病理の先生も・・・あんまりよくないから。別の病院でもう一度、病理診断したほうがいいと思います。」
イマイチな病理医+独断的な主治医。最悪のコンボじゃないか。
病理の先生は拘りあるから診断クオリティは大丈夫って言った鈴木先生、何を根拠にいつも話しているのか・・・。
紹介状は主治医以外にでも書いてもらえる
「治療も、ガンの手術をうちでするのは、お勧めしません。後で病院いってちょっとカルテ見てから、またご連絡します。申し訳ない。紹介状も別に私の名前で書けますので」
「いえ、先生は関係ないのにお願いしてしまって、すみません。ありがとうございます。」
良い先生でよかった。組織のメンツを守るため反射的に自分の同僚・部下をかばう人が大半だと思うし、医者ならなおさらじゃないかと。同業者かばう傾向あるそうなので。そうなったら逆効果だった。
患者番号だけ伝えて、その日の夜に電話で連絡をもらえることになった。これで事実確認ができる。だいぶ気楽になった。それに、もう主治医の右往左往する気まぐれコメントに苦悩することも無い。
紹介状を書いてもらうまで気をもむ必要もない。紹介状は別に主治医じゃなくても、同院の医師なら書けるんだ。うちの犬よ、ありがとう。いざというときにコネがない人は、医者が趣味そうなものを共通点にもつと良いのかもしれない。
気づけば、数日後に海外へ行くというのに、全く支度に手が付けられていなかった。そんな気分になれなくて・・・。さて、気を取り直して、旅行準備だ。