昔々、私が中学の頃は、SNSはおろか、インターネットが普及していなかった。そんな時代は、英会話や留学に関した情報収集も学習も、ほぼ紙媒体を通してがメジャーだった。
2015年現在、SNS普及しすぎ。人と知り合うのにコミュ力なんて必要ないくらい、簡単に多数SNSを利用して限りない数の人と知り合うことができる。
そう、あらゆる国籍の人とね。
FacebookをはじめとするSNSで知り合った外人を英語の練習台に使っている、使ったことのある人も多いだろう。外国人が日本人に同じような感じでSNSを通して近づくことも決して少なくはない。
日本語が理解できない外国人の場合、英語で頑張ってチャットしたりするのは双方にとって有益だ。しかし、日本語が話せる外国人の場合に、英語の練習、答え合わせに色々話しているのが相手に明白だったら?
多くの人から漏れた言葉がこれ。
俺は、わたしは先生じゃない
嫌な印象しか与えないのも無理はない。逆をやられたら嫌だよね?
相手に興味があるんじゃなくて、自分の利益のためだけに相手を利用しようとしてるがわかったら、語学学習に限った場合でなくても、誰だって嫌だ。
明らかに自分の英語学習のために、SNSで相手の知識を利用する。
明らかに自分の性欲を処理するために、SNSで相手に言い寄る。
興味があるのは相手に対してじゃなくて、自分にだけだ。
SNSを利用して英会話力をアップさせたいなら、心から相手の存在に興味を持って、相手を知りたいという思いから行動しよう。
そうした上で、英会話力のアップを図る方が自分のためにもプラスである。
何語でも会話、言葉の力なんて、相手への興味、観察、理解したものを表現する、相手に伝える、相手から同様のものを伝えてもらうことで、深く掘り下げることができる。
そうして、忘れることのないものになるのだから。