今年もイタリアはサンレモのシーズンがやってきた~。若者はほとんど見ない、中年以降だけが注目するまるで紅白歌合戦のような音楽祭。それがサンレモ音楽祭。所謂、歌のコンテスト。2015年にはイルヴォーロが初参加して優勝したコンテスト。さぁその サンレモ2018 年のコンテストが今夜2月6日 火曜日から幕開けする。
毎年20組のアーティストがコンテストの本選的な枠で参加し、またその他に新人アーティストのお披露目的な感じで若年層向けの枠もある。
今年は2015年に優勝したイルヴォーロもゲスト出演が決まっている。イルヴォーロが歌うのは明日、水曜日にプログラムされているらしい。(結局、 Nessun Dorma とCanzone per te を歌いました)ほかにもイタリア国内のビッグアーティストが毎晩代わる代わるゲスト出演するのがサンレモ音楽祭。一曲歌うゲスト出演だけで、結構なギャラが発生するらしい・・・。
サンレモ2018 コンテスト参加者
今年の参加者は―――というか、毎年あまり変わり映えがしないのがサンレモ音楽祭である。毎年のように参加する人が居る。Eurovisionに出演するための執念なのかもしれないが・・・。
あとは、かなり昔の時代に売れてた人が新曲で参加みたいなのも目にする。やっぱり中高年がみるから・・・・・・。
今年の参加者とその参加曲は以下の通りだ。
参加アーティス一覧
Annalisa アンナリーザ – Il mondo prima di te
Decibel デチベル– Lettera dal Duca
Diodato e Roy Paci ディオダートとロイパーチ– Adesso
Elio e le Storie Tese エリオとストーリエテーゼ– Arrivedorci
Enzo Avitabile e Peppe Servillo エンツォ・アヴィタビレとペッペ・セルヴィッロ– Il coraggio di ogni giorno
Ermal Meta e Fabrizio Moro エルマル・メタとファブリツィオ・モロ– Non mi avete fatto niente
Giovanni Caccamo ジョヴァンニ・カッカモ– Eterno
Le Vibrazioni レヴィブラツィオーニ– Così sbagliato
Lo Stato Sociale ロスタトソチャーレ– Una vita in vacanza
Luca Barbarossa ルカ・バルバロッサ– Passame er sale
Mario Biondi マリオ・ビオンディ– Rivederti
Max Gazzè マックスガッツェ– La leggenda di Cristalda e Pizzomunno
Nina Zilli – Senza appartenere
Noemi ノエミ– Non smettere mai di cercarmi
Ornella Vanoni con Bungaro e Pacifico オルネッラ・ヴァノーニ、ブンガロとパチフィコ– Imparare ad amarsi
Red Canzian – Ognuno ha il suo racconto
Renzo Rubino – Custodire (venerdì si esibisce con Serena Rossi)
Roby Facchinetti e Riccardo Fogli – Il segreto del tempo
Ron – Almeno pensami
The Kolors ザ・カラーズ– Frida (mai, mai, mai)
カタカナで読みつけるのが面倒だな↑
私は去年は全く見なかったのだが、今年はDailyMotionなどでアップされたら見てみようという気になってる。なぜなら、アンナリーザが出るから。
サンレモ2018 音楽祭のプログラム
さて、火曜日から土曜日まで行われるサンレモ音楽祭2018。
サンレモの特徴は、参加アーティストが参加曲を何日も繰り返し歌う所だと思う。プログラムの内訳はこんな感じ。
1日目:火曜日 2月6日
20組の参加アーティストが、初めて世に各々のサンレモ参加曲を披露する。
そのパフォーマンスを見た視聴者や審査員が投票する。
2日目:水曜日 2月7日
20組のうち10組がまた歌う。
新人参加枠の参加者が4組ライブする。
ゲストも沢山ライブ。そのうちIl VOLO イルヴォーロも歌う。
視聴者や審査員が投票。
3日目
残りの10組がまた歌う。
新人枠の残り4組が歌う。
投票。
4日目 金曜日
20組のコンテスト参加者が別アレンジでドゥエットとして曲を披露。
投票。
5日目 土曜日
投票の結果でトップ3位までが再度ライブする。
また投票。
で、1位決定。
みたいな感じらしい。 なんか去年までとちょっとコンテストの人の落とし方は違う気がするけど。
イタリアンポップスに興味のある方はsanremo2018で動画サイトを検索して、サンレモ音楽祭を体感してみてください。